テツヤ流チャネルラインの引き方と実践方法

マニュアル

FXトレードで狙う方向が分からない方に

おすすめなチャネルラインの実践方法

 

 

こんにちは、テツヤです。

今回は私のトレードに欠かせないチャネルラインを紹介します。

以下のようなトレードの悩みを持っている方は是非チャネルラインをご自身のトレードに取り入れて頂けたらと思います。

 

  • 狙う方向が分からない
  • エントリータイミングがつかめない
  • 自分のトレードに自信が無い
  • 無駄なトレードを減らしたい

 

と言うのも、FXトレードで勝てなかった頃の私自身がこのような悩みをかかえていましたし、チャネルラインを取り入れたおかげで実践で勝てるようになりました。

チャネルラインを取れ入れることにより、今の相場の全体像が見えてきますし無駄なトレードを減らす事ができます。

本記事ではチャネルラインの引き方から、チャネルラインを使った具体的な実践方法などを紹介していきます。

チャネルラインとは

 

上昇トレンドであればローソク足の安値と安値を結んだライン(トレンドライン)

そのラインを高値に平行に移動したライン(アウトライン)、

この2本のラインの組み合わせをチャネルラインと言います。

↓ GBPUSD 日足

 

相場全体の動きが見えるので環境認識に有効

トレンドが発生している為替相場では、おおよそこのチャネル内で価格が推移しながら上昇または下降すると言われています。

チャネルラインを引くことによって、今の価格が上がりやすい位置にあるのか、それとも下がりやすい位置にあるのかが分かるのです。

例えば上図の上昇チャネル内であれば、トレンドライン付近まで価格が下がった箇所だけで買えば良いことが分かると思います。

逆に上昇したからと言って、アウトライン付近で買いトレードを行なうことが危険だということも分かりますよね。

週足、日足などの長期足にチャネルラインを引くことによって、今の価格が相場全体のどのあたりに位置しているのかを把握することができます。

また、長期足にきれいなチャネルラインが引けない通貨ペアではトレードを行なわないという選択もできます。

分からなければトレードをしない、という判断はFXのような不確実性の高い投資においては資金を守るうえで非常に大切な考え方です。

トレードで狙う方向が分からない方は、まずは長期足にチャネルラインを引いてみましょう。

 

 

チャネルラインの引き方

 

チャネルラインを実際のチャートに引いてみます。

下図は2021年6月1日現在のGBPJPYの上昇中の日足チャートです。

 

基本的には下図のようにトレンドの起点となった安値と安値を線で結びトレンドラインを引きます。

 

次にアウトラインを引きます。

トレンドライン付近にもう一つ平行になるように同じ角度でラインを引いて、そのラインを高値にドラッグ移動します。

 

同じ角度で移動したラインがそれぞれの高値で何度も反発しているのが分かると思います。

これがアウトラインです。

基本的にはこのような形で先にトレンドラインを引いて、トレンドラインと同じ角度のラインを平行移動させてアウトラインを引きます。

それぞれのラインで何度も反発し合っているチャネルラインほど有効性が高いと言えます。

 

 


 

 

 

チャネルラインを使った実践方法

 

一番簡単な方法として下図のようにエリアを決めてトレードしていく方法です。

上図のように青の塗りつぶしのエリアまで価格が下落したら、買いエントリーを行う方法が最も簡単です。

正しいチャネルラインさえ引ければ無裁量でトレードが行えます。

実際のチャート図ではこのようになります。

↓ GBPUSD 4時間足

青のエリアまで下落したところで買いトレードを行なうだけで利益が出しやすいことが分かると思います。

利確と損切りの割合は、その時のチャネル幅(アウトラインからトレンドラインまで)をピプスで測り下図のような割合でトレードを行ないます。

 

 

例えば、チャネル幅が800ピプスの場合、エントリーエリアはトレンドラインから100ピプス上の範囲になります。

アウトラインから測ると700ピプス以上下げたところがエントリーエリアです。

エントリーエリアラインタッチで買いトレードをした場合、トレンドラインから100ピプス下げた箇所が損切り位置になりますので、損切り200ピプス、利確400ピプスとなります。

 

この割合でトレードを行った場合のリスクリワードは、常に1対2の損小利大となります。

なので、3勝5敗(勝率37.5%)でも利益が残せます。

 

チャネルラインの応用

 

中期足や短期足に応用する

チャネルラインは長期足だけではなく中期足や短期足にも応用できます。

長期足のトレンドは中期足や短期足の上昇下降トレンドの繰り返しで発生しますから、長期足の範囲内で短期的な一定の幅を見つける事ができれば、短期的なチャネルを使ったトレードも可能です。

イメージ的には下図のように長期足のチャネル範囲内で、中短期のトレンドがきれいなチャネルを引ける箇所を見つけ出し、先程紹介した方法でトレードしていく方法です。

実際のチャートでは下図のように長期足のチャネル内に中短期のトレンド幅をチャネルで見つけ出しそのトレンド方向へトレードしていきます。

↓ EURUSD 日足

 

中期足や短期足でトレードする場合は、だましの確率も高まりますので、綺麗なチャネルが引ける箇所のみでトレードすることをおすすめします。

また、ローソク足がラインをトレンド方向の逆へ抜けた場合は、トレンド転換したと判断できます。

従って、長期上昇の範囲内では中期が下降から上昇に切り替わったポイントを捉えられれば大きく利益が伸ばせます。

 


 

チャネルラインを他の手法やサインツール、EAなどに応用する

今の価格が長期足チャネルのどのあたりに位置しているのかを見極めて、他の手法やサインツール、EAなどを使ってトレードする方法もおすすめです。

チャネルラインをご自身のトレード方法に環境認識として取りいれると言うことです。

例えば、長期足が上昇トレンドであれば、チャネル下限付近では買いトレードのみ、アウトライン付近では売りトレードのみ、またはトレードを行なわないなど、その時の状況に合わせた選択をご自身のトレード方法に取り入れることにより、より良い勝率が望めます。

 

まとめ

 

よくメジャー通貨ペアでしかトレードしないという方がいますが、メジャー通貨ペアでもどちらに動くか分からない相場は必ずありますよね。

少ない通貨ペアに限定して難しい分析を行い短期足で無理やりトレードをするよりも、多くの通貨ペアを監視して分かりやすい箇所のみでトレードを行なうことを強くお勧めします。

チャネルラインを使ったトレードを行なうのであれば、監視する通貨ペアを増やして長期足に綺麗なチャネルラインが引ける通貨ペアのみを長期足で行う方法が一番効果があります。

われわれトレーダーはトレードを行なうことが目的ではなく、トレードで勝って利益を残すことが目的なはずです。

冒頭にも述べましたが、分からないときには分かるまで待ち、トレードを行なわないという選択をして欲しいと思います。

 

 

 

 

 

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